3月11日開催の第12回HT研究会は、平澤 典保 教授による「抗アレルギー薬の開発研究」です!

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第12回HT研究会は、東北大学大学院 薬学研究科・薬学部 医療薬学専攻 医療薬学講座 生活習慣病治療薬学分野 教授、東北大学薬学部・薬学研究科 医薬品開発研究センター センター長、平澤 典保 教授 による「抗アレルギー薬の開発研究」です。

東北大学メディカルサイエンス実用化推進委員会 メディエーターインタビュー(以下、サイトより引用)

基礎研究の裾野を広げるような「敷居の低い」連携の役目を担いたい

医療・福祉に関する科学・技術の開発を推進するために、医学と工学を融合した「医工学」という領域を確立し、 医薬品・医療機器シーズとニーズを結ぶことが、メディカルサイエンス実用化推進委員会のミッションです。 そして、その連携の窓口となることが我々メディエーターの役目だと考えています。

今までの手法で同じようにやっていたら、同じ結果しか生まれません。 状況をブレークスルーするためには、領域を超えた共同研究の輪を広げていく必要があります。 しかし、それは一人の研究者ではなかなかできることではありませんし、 事業化を考えるとプラスαのプロセスがありますので、現場の研究者にとっては大変な労力が必要になります。 そこで、領域の違う人たちが領域を超えて効率よく効果的に話合いをする、 そのきっかけと場づくりを「メディエーター」として担っていければと思っています。

ひと言で連携と言っても、いろいろなレベルがあります。まずは基礎研究レベルの連携。 これに関しては私に期待されているところかと思っています。そして池田先生による実用化に向けた臨床試験レベルでの連携や申請における法規制などの調整サポート、 後藤先生による事業化レベルでの連携、と進んでいくと考えています。

基礎研究から臨床研究、そして事業化に向けて、メディエーター間でもしっかり連絡を取り合って、 ステップアップできる連携の仕組みを作りたいと思っています。 また、メディエーターが窓口となって「独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)」や 「知と医療機器創生宮城県エリア」など他機関との間を取り持っていきたいと思います。

(後略、引用以上。記事全文はサイトよりご覧ください)

第12回ヘルステック研究会「抗アレルギー薬の開発研究」

花粉症をはじめとするアレルギー疾患患者数は今なお増加しており、単なる対症療法ではなく、治癒、あるいは増悪化を予防する医薬品の開発が望まれています。

本講義では、これまでの抗アレルギー薬の作用機構を解説するとともに、新たな標的としての上皮細胞の重要性と、上皮細胞を標的とした演者らの新しい抗アレルギー薬の開発研究について紹介します。

また、東北大学大学院薬学研究科医薬品開発研究センターの創薬体制についてもお話しします。